手首・指先のその痛みは腱鞘炎かもしれません！
- 子供を抱っこしていると手首、親指の付け根が痛い
- 家事をしていると手首が痛い
- 手を使う作業が多い
- スマホを使っていると手首が痛い
- ＰC作業をしている時に手首、指が痛む
- 指を曲げるとカクッとなって痛くて伸ばせない
- 物を強く握れない
腱鞘炎とは
腱鞘炎は同じ動作の繰り返しや手首や指を多く使う作業をすることが原因で発生します。
腱とは、人体の中で筋肉と骨を繋いでいる組織のことです。
腱鞘とは腱が筋肉に引っ張られて動くときに安定して動けるように支えてくれるトンネルのような組織のことです。
筋肉を使うと腱が引っ張られ関節を動かすのですが、この際に使い過ぎなどにより腱と腱鞘が擦れてしまい腱鞘に炎症を起こしてしまう事を腱鞘炎と言います。
正式には「狭窄性腱鞘炎」といい、「ドケルバン病」、「弾発指（ばね指）」と呼ばれるものも、この腱鞘炎の一種です。
ドケルバン病
手首の親指側に痛みが起こる腱鞘炎で、親指の使い過ぎによって親指を動かす「長母指外転筋腱」と「短母指伸筋腱」の腱鞘炎のことで、親指を握りこんだり、物を持ったり、親指を動かす際に痛みが強くなります。
また、産後特有の腱鞘炎としても「ドケルバン病」があげられます。
特に初産では首が座っていない赤ちゃんを抱っこする際に手首に力が入りやすいことや出産後の女性ホルモンも大きく関係してきます。
特に産後数か月間はホルモンバランスが崩れやすいので腱鞘炎になりやすいので注意が必要です。
- 手の親指を内側に倒す。
- 親指を他の指で握る。
- そのまま手首を小指側に倒す。その際に痛みが発生するか痛みが強くなる。
フィンケルシュタインテストまたはアイヒホッフテストといい、痛みが出る場合はドケルバン病の疑いがあるので早めの受診をオススメします。
弾発指（ばね指）
指の屈筋腱に起こる腱鞘炎で、肥厚した腱が、指の付け根のところで引っ掛かり、パチンとバネのようになる症状（＝弾発現象）が特徴的です。
手の平側の指の付け根を押さえた状態で指の曲げ伸ばしをすると、しこりを触れることが出来ると思います。
しこりを触れたときに痛みを伴うこともあります。そのようなときは早めの受診をおすすめします。
腱鞘炎になりやすい人は？
- 妊娠中や出産後の女性、更年期の女性など、ホルモンバランスに変化のある時期の方
- 長時間のデスクワークやマウス操作など反復的な動きで指を使いすぎている方
- テニスや野球などグリップやボール等を握るスポーツ
- スマートフォンの操作を片手で持ち、親指で操作している
ほうてん駅前整骨院の腱鞘炎の施術
- 痛みの強い時期は、ハイボルテージ治療機や超音波治療器を使い、痛みを落ち着かせます。
- 親指の周りの筋肉や腱、それを覆う筋膜が緊張してしまうことで、腱鞘に負荷がかかり痛みが強くなるので、筋膜調整のために鍼や灸を行い、筋・筋膜を早期回復させます。
- サポーターや包帯固定をし、運動を制限することで手首の安静化を図り、痛みを改善させます。
放っておくとどうなる？
「ドケルバン病」や「弾発指」は、指の使い過ぎによっておこります。放っておいても悪化するだけです。
悪化してしまうと指が動かなくなったり、二次的な手関節の障害や肘の痛みが発生してしまうことがあります。
症状が軽いうちに適切な処置をすることで早期回復に繋がります。痛みが長引いて慢性化している方も適切な施術で症状の改善が見込めますので、手首の腱鞘炎でお悩みの方は、ほうてん駅前整骨院にご相談ください。
